【エヌビディア2025年1Q決算】AI特需で売上69%増、規制リスクも跳ね返す圧巻の成長

FIRE実践記

生成AIの爆発的な需要を背景に、再びエヌビディア(NVIDIA)が市場の注目を集めています。2025年1Q(2025年2〜4月期)の決算は、予想を大きく上回る“好決算”でした。

この記事では、決算のポイントと背景、そして今後の展望までをわかりやすく解説します。


✅ 売上・利益ともに予想を大きく上回る

まずは主要数字のまとめです。

  • 売上高:441億ドル(前年比 +69%、前期比 +12%)
  • 純利益:148億ドル(前年比 +628%)
  • 1株あたり利益(EPS):5.98ドル(市場予想:5.60ドル)

特筆すべきはデータセンター部門。売上は391億ドルに達し、全体の約9割を占めるまでに成長しています。
生成AI、クラウド、ハイパースケール向けのGPU需要が引き続き強く、Meta、Amazon、Microsoftなどの“AIインフラ投資”が業績を大きく押し上げました。

📌 基本情報まとめ

指標数値前年同期比
売上高441億ドル+69%
純利益148億ドル+628%
EPS(1株あたり利益)5.98ドル
データセンター売上391億ドル+73%
自社株買い規模77億ドル

⚠️ 輸出規制による影響も

一方で、中国向けのGPU輸出に関する米国の規制が直撃。最新の「H20チップ」などについて輸出制限がかかり、エヌビディアは今期45億ドルの在庫評価損を計上しました。

さらに第2四半期には、規制の影響で最大80億ドルの売上減少が見込まれています。

それでも業績全体が大きく落ち込む兆しはなく、「他地域での需要」がカバーする構図になっており、エヌビディアの事業ポートフォリオの強さが際立ちます。


🔁 自社株買いと株主還元も継続

2025年1Q中には、77億ドル規模の自社株買いを実施。
これは、キャッシュリッチな同社の「株主還元への強い姿勢」を表しています。

長期的に見てもEPS(1株あたり利益)の向上につながるため、投資家にとっては好材料です。


🔮 今後の見通し:2Qも強気

会社側の見通しでは、次の2025年2Qの売上高は450億ドルを予想。中国向けの落ち込みを前提としつつも、それを補って余りある需要が見込まれています。

さらに、次世代アーキテクチャ「Blackwell」の本格投入が控えており、これがAIモデルの学習・推論に革命を起こすと期待されています。


🚀 感想

今回の決算、本当に「モンスター企業」だなと思わされました。

売上69%増、純利益6倍以上というスケール感は、一般企業では考えられない伸び方。とくにデータセンター売上の“爆発力”は、AI時代のインフラ企業としての地位を確立した証拠とも言えるでしょう。

もちろん、米中間のテクノロジー規制という大きな懸念材料はありますが、それを跳ね返すほどの事業展開とスピード感がNVIDIAにはあります。

今後の「Blackwellチップ」や国際展開にも注目したいところです。
長期目線で見ると、まだまだ“成長の途中”という印象すらありますね。

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