
「私」です。本記事では2026年4月のNASDAQ100の動きを月次でまとめます。Q1で約-7%の調整を経たNASDAQ Compositeから、4月は+5.80%の大幅反発を見せた波乱の月でした。月末週には大型テックの決算ラッシュもあり、5月以降の見通しを考えるうえで重要な転換点となりそうです。
📊 4月の月次パフォーマンス
| 指標 | 2026年4月の動き |
|---|---|
| NASDAQ100(NDX) | +5.80%(月次) |
| NASDAQ Composite 4/29終値 | 24,673.24(月末週時点) |
| SOX(フィラデルフィア半導体指数) | 約+40%(直近4週) |
| Q1 2026のNASDAQ Composite | 約-7%(中東情勢・原油高・リセッション懸念) |
| NASDAQ-100銘柄の平均EPS成長 | +20%(Q1、S&P500の約2倍) |
📈 Q1の調整から4月の反発まで
2026年の1〜3月は、米国市場にとって楽な時期ではありませんでした。中東情勢の悪化(原油急騰)、米国のリセッション懸念、それに加えてマイクロソフトはQ1で-23.3%(2008年Q4以来の最悪四半期)、NVIDIAも-6.5%と、主力銘柄が軒並み売られる展開でした。NASDAQ Compositeはそのまま約-7%の調整を経験。
しかし4月に入ってから状況は一変。「AIバブル懸念は行き過ぎ」というセンチメントが広がり、半導体銘柄を中心に資金が戻り始めました。
🔥 半導体ラリーが牽引
- SOX指数(フィラデルフィア半導体指数):直近4週で約+40%
- NVIDIAの「Blackwell+Vera Rubin プロセッサで2026〜2027年に売上1兆ドル可能」発言が再評価
- 2026年通期のNVIDIA EPS成長予想:+74%
- AVGO・AMD・QCOMなど半導体大型銘柄が強気の流れ
NASDAQ100の半分近くを占めるテック・半導体セクターが復活したことで、指数全体の押し上げにつながりました。
💼 月末週は大型テック決算ラッシュ
4/29引け後にマイクロソフト・メタ・アルファベット・アマゾンが同日決算発表という、年に数回しかない決算ラッシュ。それぞれの業績は良好だったものの、株価の反応は明暗が分かれました。
| 銘柄 | クラウド成長 | 2026年CapEx見通し | 時間外株価 | 市場の評価 |
|---|---|---|---|---|
| GOOGL | +63% | 1,800〜1,900億ドル(約28〜30兆円) | +6%(最高値圏) | 投資→収穫の証拠あり |
| AMZN | AWS +28%(15Q高) | 2,000億ドル(約31兆円) | -0.8%(乱高下) | 判断保留 |
| MSFT | Azure +40% | 1,900億ドル(約30兆円・前年比+61%) | -2% | 収穫途中 |
| META | ― | 1,250〜1,450億ドル(約20〜23兆円) | -7% | 収穫見えず |
同じ「AI設備投資のためにCapEx拡大」というメッセージでも、「投資→収穫」の証明度合いで4社の評価がきれいに分かれたのが今回の決算シーズンの教訓です。
🏆 4月の主役と脇役
主役(強かった銘柄)
- NVIDIA(NVDA):Blackwell・Vera Rubin発言で半導体ラリーの中心
- Alphabet(GOOGL):Cloud +63%でAI投資の収穫を証明、決算後+6%
- AVGO:半導体ラリーに乗って大幅上昇
- MU・QCOM・AMD:半導体セクター全般の追い風
脇役(伸び悩み)
- Meta Platforms(META):売上+33%でも決算後-7%、AI投資コスト懸念
- Microsoft(MSFT):Azure+40%でもCapEx 1,900億ドル(約30兆円)に警戒、決算後-2%
- Amazon(AMZN):AWS+28%は強かったが乱高下、最終-0.8%
4月の月次+5.80%という数字は、「強い半導体ラリーが、月末のテック大手決算ショックを上回った」結果と整理できます。
💼 私のポートフォリオへの影響
私もNASDAQ100関連商品(NVDU、auAMレバナス、iFreeレバFANG+、メガ10など)を保有しているので、4月の動きは直接ポートフォリオに影響しました。
- 4月前半〜中盤:半導体ラリーで個人楽天証券(NVDU)が強気推移
- 4月末週:マイクロソフト・メタの決算反応で米国上場ETFが急落
- 4/28→5/1の累計:6口座合計で-431万円(-7.64%)
- NASDAQ100月次は+5.80%だったが、月末のレバ商品は反応が大きい
具体的な日次の推移は5/1の資産公開記事で公開しています。
🇯🇵 国内投信(米国株)への波及タイミング
auAMレバナス・iFreeレバFANG+などの国内投信(米国株)は、米国市場の動きから1営業日遅れで基準価額に反映されます。さらに2026年の場合:
- 4/29(水):昭和の日で日本投信の基準価額計算なし
- 5/1(木・金):米国4/29終値の決算反応がまだ反映されていない
- 5/2(金)朝:米国4/30終値(決算反応の本格化)が反映される第二波
- 5/2〜5/5:GW期間で計算なし
- 5/6(水・GW明け):累積反映でガクッと動く可能性
4月のリターン+5.80%という数字を見て「自分のNASDAQ100投信もそれくらい上がっているはず」と思っても、5月初旬の下落で月次成績が削られる可能性があります。慌てず、5月6日のGW明けで全体像を確認するのが冷静な判断につながります。
📅 5月の注視ポイント
- 5/1〜5/2:マイクロソフト・メタ決算後の本格的な値付け継続
- 5/6(GW明け):日本投資家にとってGW中の累積分が一気に反映
- 5月下旬:NVIDIA決算(NASDAQ100の最重要イベント)
- FOMCの金融政策スタンス(利下げペース・データ依存)
- ドル円の動向(5/1朝157.17円・円安方向)
特にNVIDIA決算は、NASDAQ100の方向感を左右する最重要イベント。「Blackwell+Vera Rubinで売上1兆ドル」というガイダンスが裏付けられるかどうかで、5月後半〜6月の指数の方向が決まります。
🤔 私の所感
NASDAQ100月次+5.80%は素晴らしい数字ですが、「Q1で-7%下げた反動」でもあります。年初来で見ればまだ控えめなリターンに留まる可能性が高い。
レバレッジ商品中心の私のポートフォリオは、4/28→5/1で-7.64%の調整を受けました。ただし過去最大-49.42%(2022年)、直近-17.94%(2025/10〜2026/2)と比較すれば、まだ序章レベル。月次+5.80%という強い相場から月末で-4.76%急落するボラティリティの高さこそ、レバ商品の宿命です。
「狼狽売りせず保有継続、毎月の積立を機械的に続ける」という方針は変わらず。NVIDIA決算と5月のFOMCを冷静に見届けたいと思います。
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📚 Lateの学び|月次データから読み解く投資戦略
NASDAQ100は4月に+5.80%と反発。3月の決算期末リバランスで売られた反動と、テック決算ラッシュ前のポジション再構築が同時に起きた月でした。月次データの見方とそこから導ける戦略の組み立て方を整理します。
1. 月次リターンは「単月」では判断しない
+5.80%は数字としては好調ですが、3ヶ月の累計(2-4月)で見ると約+1.2%にすぎないことを忘れてはいけません。前月-3.4%の反動が4月に出ただけ。月次は3ヶ月平均で見るとノイズが減って実力値が見える。私は管理表で「月次」「3ヶ月平均」「年初来」の3指標を並べて確認します。
2. 4月相場の歴史的パターン
過去20年のNASDAQ100の月別パフォーマンスで、4月は11月・1月に次いで3番目に好成績の月。理由は①Q1決算ラッシュでテック株が物色されやすい、②税還付金の流入、③年金制度のリバランス。「過去パターンが将来を保証しない」を前提にしつつ、季節性は念頭に置くのが私のスタンス。
3. レバETFの月次パフォーマンス(逓減効果)
NASDAQ100が+5.80%なら、TQQQ(3倍)は理論上+17.4%のはずですが、実際は+13〜15%程度に留まることが多いです。これがレバETFの「逓減効果(ボラティリティ・ドラッグ)」。月内の上下動が大きいと2倍・3倍が完全には出ません。逆に一方向に上昇するトレンド月では理論値に近づきます。「方向性のある月はレバETFが輝く、レンジ相場では削られる」。
4. 月次データから組み立てる5月戦略
5月相場は格言「Sell in May」で有名ですが、過去10年のNASDAQ100の5月リターンは平均+1.8%とプラス。「Sell in May」が当てはまるのは伝統的なバリュー株中心の指数で、テック中心のNASDAQ100では当てはまりにくい。私の5月戦略は「現状維持・新規買いは押し目限定・ナンピン用キャッシュ確保」の3点セット。決算ラッシュは終了したので、マクロ材料(FOMC・雇用統計)に注意を移します。
5. 月次まとめを書く意味
月次まとめを書く一番の効用は「自分の判断軸を可視化する」こと。翌月の自分が、過去の自分の判断を見直せる。FIREへの道は10年単位の長旅なので、月次の振り返りは航路を確認する灯台のような役割を果たします。データを見るだけでなく、自分の言葉で残すことで初めて、相場とのつき合い方が成熟していきます。
⚠️ 免責事項
本記事の内容は私個人の運用記録・所感であり、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。指数・株価データは公表値・公開情報を参照していますが、最新の情報は必ず公式情報源でご確認ください。詳しくは免責事項をご覧ください。


