【実体験】未成年口座でレバ投信を毎月積立中|子供の学費を18年スパンで作る方法

FIRE実践記

結論:時間軸が長いからこそレバ投信を選んでいます

私は子供の未成年口座(家族口座②)で、複数のレバ型投信を毎月積立しています。目的は将来の学費です。運用期間が10〜18年と長く確保できるため、レバ型のボラティリティ(値動きの大きさ)を時間で吸収できると判断しました。

本記事では、私が未成年口座でレバ投信を選んだ理由、運用方針、出口戦略、そしてこどもNISA創設後の構想までお伝えします。

この記事のポイント

  • 子供の未成年口座(家族口座②)でレバ投信を毎月積立中
  • 1本ではなく複数本のレバ投信に分散
  • ジュニアNISAは2023年末で終了済み、現在は特定口座で運用
  • 大学入学の3〜5年前から段階的にバランス型へスイッチ予定
  • こどもNISA創設後はバランス型と併用する構想

1. なぜ未成年口座でレバ投信を選んだか

① 運用期間が10〜18年と圧倒的に長い

子供が小さいうちに積立を始めれば、大学入学までの運用期間は10〜18年確保できます。レバ型は短期では値動きが激しい商品ですが、長期では原指数(NASDAQ100やFANG+など)の上昇トレンドに乗りやすく、時間がリスクを薄めてくれます。

過去30年のNASDAQ100は、年率およそ+13〜14%(配当込み)で成長してきました。これに2倍レバレッジをかける商品が、長期で機能してきた背景でもあります。

② ジュニアNISAは2023年末で終了している

かつて未成年向けに「ジュニアNISA」という非課税制度がありましたが、2023年末で新規買付が終了しました。2026年5月時点では、未成年が使える非課税口座はありません。

そのため未成年口座での運用は、現状すべて特定口座(課税口座)になります。

③ 学費という明確なゴールがある

大学入学(または専門学校・留学)という出口時期がはっきりしているので、運用方針が立てやすい。具体的には「出口の3〜5年前から段階的にリスクを下げる」という戦略が組めます。

逆に言うと、出口が見えない老後資金のような運用とは別物として考える必要があります。

2. レバ投信1本ではなく複数本に分散している

私はレバナス1本に集中するのではなく、複数のレバ投信に分散しています。理由は以下の3つです。

  • 原指数(NASDAQ100、FANG+、S&P500など)を分散することでテーマ集中リスクを下げる
  • 運用会社の倒産・繰上償還リスクを分散する
  • 信託報酬の異なる商品を組み合わせ、コストを抑える

3. 過去30年データで18年積立を試算してみた

仮にNASDAQ100の過去30年データ(1995〜2024年)を使って、月1万円を18年積立した場合の参考シミュレーションを置いておきます。あくまで過去データに基づく試算で、将来を保証するものではありません。

運用商品 積立元本 18年後評価額(参考) 含み益
NASDAQ100連動投信(年利13%想定) 216万円 約940万円 +724万円
NASDAQ100×2倍レバ投信(信託報酬控除後) 216万円 約2,400万円 +2,184万円

※過去30年の月次リターンを使ったバックテスト試算。2倍レバはボラティリティ・ドラッグ(逓減効果)と信託報酬を反映。為替変動は別途。将来の運用成果を保証するものではありません。

もちろんこの数字は、暴落局面(2000年ITバブル崩壊、2008年リーマン、2022年-49.42%など)も含めての結果です。途中で積立を止めなかったケースの試算であることに注意してください。

4. 出口戦略 — 大学入学3〜5年前からバランス型へ段階的にスイッチ

これが一番大事です。レバ投信のまま大学入学を迎えると、その時点の相場次第で資産が大きく目減りするリスクがあります。私は以下のように段階的に動かす予定です。

時期 アクション 狙い
入学5年前 レバ投信の新規買付を停止、原指数(NASDAQ100連動投信)へ切替 レバの逓減効果を切り離す
入学3年前 レバ投信残高の一部をバランス型・債券型へ移動開始 下落耐性を上げる
入学1年前 流動性のある現金・MMF比率を一気に高める 必要時に取り崩せる状態へ

レバ投信は「攻め」の商品なので、ゴールが近づいたら必ず「守り」に切り替える。これを忘れると、せっかくの含み益を一気に失う可能性があります。

5. こどもNISA創設後の戦略構想

2026年5月時点で「こどもNISA」は正式創設されていません(議論段階)。今後制度が始まった場合、私は以下のように使い分ける構想です。

  • こどもNISA枠:レバ型は対象外になる見込みなので、つみたて投資枠でバランス型・全世界株(オルカン)系を活用
  • 特定口座:引き続きレバ投信で攻める

非課税枠は「守り(バランス型)」、課税枠は「攻め(レバ型)」という役割分担です。出口に近づいたらバランス型の比率を上げていきます。

6. 注意点 — レバ投信は誰にでも勧められる商品ではない

ここは正直に書きます。レバ投信は万人向けの商品ではありません

  • 2022年は年-49.42%の暴落を経験(NASDAQ100×2倍)
  • 含み損が長期化する可能性がある(ITバブル崩壊後は10年以上回復に時間がかかった)
  • ボラティリティ・ドラッグ(逓減効果)でレンジ相場が続くと評価額が削られる
  • 出口前にスイッチを忘れると致命傷になる
  • 非NISA運用なので利益に約20.315%の税金がかかる

これらを理解した上で、「時間軸が長い」「途中で止めない覚悟がある」「出口戦略を持っている」場合に限って機能する商品です。

7. FAQ

Q1. 未成年口座はどこで開けますか?

A. SBI証券・楽天証券・マネックス証券などで開設可能です。親が代理人として運用します。書類は親の本人確認書類と子供の戸籍・住民票が必要になります。

Q2. レバ投信は信託報酬が高いと聞きますが?

A. 国内レバ投信の信託報酬は年0.4〜1.3%程度です。auAMレバレッジNASDAQ100が0.4334%と最安水準。長期では信託報酬がリターンに効いてくるので、私はコストの安い商品を中心に選んでいます。

Q3. なぜ全世界株(オルカン)や原指数ではなくレバ投信なんですか?

A. 運用期間が10〜18年と長く、出口時期もはっきりしているため、リターンを取りに行く判断をしました。万人向けではありません。リスク許容度が低い方、運用期間が短い方には全世界株や原指数連動投信のほうが適しています。

Q4. 暴落時はどうしますか?積立を止めますか?

A. 積立は止めません。むしろ淡々と続けます。基準価額が下がっている時こそ多くの口数が買えるからです。2022年-49.42%の局面でも積立継続したことが、その後の回復で大きなリターンに繋がりました。

Q5. 子供が成人したら口座はどうなりますか?

A. 名義変更して本人に引き継ぎます。学費に使った後の残金は、本人の長期資産形成(新NISAなど)に活用してもらう想定です。投資の経験を引き継ぐ意味でも、未成年口座運用は意味があると考えています。

Q6. レバ投信を毎月いくら積立していますか?

A. 具体的な金額は非公開ですが、無理のない範囲で続けています。学費目標(例:18年後に500〜1,000万円)から逆算して、必要な月額を決める方法をおすすめします。

8. まとめ

  • 未成年口座×レバ投信は長期×明確なゴールがある場合に機能する戦略
  • 1本集中ではなく複数本に分散して運用会社・原指数リスクを下げる
  • ジュニアNISA終了後は特定口座で運用、こどもNISA創設後はバランス型と併用
  • 出口の3〜5年前からバランス型へ段階的にスイッチが必須
  • 万人向けではない。時間軸と覚悟がある人だけに機能する

関連記事

免責事項

本記事は筆者の個人的な投資方針・実体験を共有するもので、特定商品の購入・売却を推奨するものではありません。レバレッジ型投資信託は値動きが大きく、元本割れの可能性があります。過去の実績は将来のリターンを保証するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。記載の信託報酬・税率等は2026年5月時点の情報です。最新情報は各運用会社・証券会社の公式情報をご確認ください。

タイトルとURLをコピーしました